古布の服 まりこ展には

明るく元気なまりこさんは下町のおかみさんです。
どんぐりとのお付き合いは20数年になるのですが、出会のころは浦安にて子育て中。
その頃は、防水服地などでのレインコート制作がまりこ作品のイメージでした。
仕立てのしっかりした着心地の良いデザインは、その頃の既製品では見られないようなコートでたくさんのお客さまに雨の日や合い着に楽しんで着ていただいていました。
ゆったりと仕立てられた服も人気でしたが、途中からまりこさんは古布のもめんに魅せられての制作が始まりました。
なかなか手に入りにくそうな時代物のもめん布を贅沢に用いての作品で独自のファン層をひろげていかれていたのですが、お気に入りの布の入手にも限りが出てきたようです。
麻素材の上布なども魅力的な布地で制作を楽しまれていたようですが、こちらも素材が少なくなっているよう。
そんな状況の中で、密かな長年の夢を実現させるためにご本人はそれまでの制作に見切りをつけていたのですが、どんぐりで足をひっぱって創作活動を再開させてしまったのです。
そんな訳もあり今回は、着物地を裂き織りして個展に挑んでくださいました。
着物地を裂き、織り、デザインを考えて仕立てる作業は大変だったことでしょう。
どんぐり空間に展示された作品はコートとジャケットが中心なので夏に向かう季節の服ではないのですが、どの作品からもまりこ服の意気込みが心地よく感じとれて着物地本来の上質感を織り込んだ作品たちは季節感を飛び越えた見応えで楽しませてくれています。
着物としての役割は終わった布たち、、。
まりこワールドで再び生まれ変わった作品たちは「元気な気を放って」お客さまをお迎えしているようなまりこ展の時間。

 

浦安の小さなギャラリー どんぐりころころ
〒279-0041千葉県浦安市堀江フラワー通り3-2-10 tel/fax 047-352-0778
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