山梨から…

アトリエ・ムーンさんの小品と青々とした可愛いどんぐりの入った小箱の宅急便が届きました。
毎年、秋が始まるころには誰かしらからどんぐりが運ばれてくるのですが、その度に「どんぐりころころ」と付けた店名を愛おしく感じるのです。
どんぐりが20周年を迎えた記念展タイトルを「創始のひとつぶ」としたのを思い出しました。
このところ元町周辺に建っていたたくさんの家屋は開発のために壊され更地がひろがり景観が急激に変わり出しました。
元町らしい空気感は徐々に薄らぎを増し喪失感で心を痛めているのです。
おとといは団地内のたくさんの木々が、根本から切り倒されたばかりの光景を目の当たりに見てしまいました。
土から根は四方に張りだしていたので、過密状態だったのかもしれないのですが切り出され横たわって積み上げられた木々たちの断面とびっしりと葉を付けた枝だ枝だに痛々しさを感じてしまいました。
11階建ての3階くらいの高さまで成長した木々たちは私たちの暮らしに季節ごとの安らぎを感じさせてくれていたのだと思うのですが、、、。
届いたどんぐりは、このところのこんな気分に光を放ってくれました。
この秋も 「ひとつぶのどんぐり」から、どんぐりころころの企画展を進めます。
13日(月)からは、竹倉美香 真鍮の仕事展をご覧下さい。