節目

晴天の日が長く続いていましたが、今朝は小雨も降って少し肌寒い曇り空となりました。
シルバーウィークと名付けられたお彼岸ころの長い連休も終わり、どんぐりでは27日(日)までの長い開期のインドネシアの布・とんぼ玉 久保田昇展も終えました。
10日間の会期中は、お客さまの少ない企画展を久保田さんと共に過ごしていましたが初日には信じられないような訃報の知らせが飛び込み、心の中は喪失感の日々でした。
久保田さんがゆったりとどんぐりにいてくださったので、その方の死としっかり向き合う時間・ありのままを受け入れ、故人の思い出話に泣いたり笑ったりしながら、、やわらかな空気感にも包まれて静かな流れの時間をもてました。
どんぐりをフラワー通りに移転してからの心の支えであった方なのです。
この数年のフラワー通りは、後継者の無い商店の建物は取り壊され住宅に変わる建物が多くなる中でもひとり80過ぎまで頑張って仕事を続けてこられました。
立ち寄るお客さまにはひとときのオアシスのような店先でもあり、いつもどんぐりのお手本でした。
「どんぐりを初めてもう28年になるわ」と言うと、「私は45年、、、」とさらりと言われたりしていたので、その方の年齢を思うといつもどんぐりはハードルを高く掲げることができました。
最後まで何かにチャレンジしながら生き抜いていくことの大切さを教えていただいたようです。
ご家族は「最後まであっぱれな母でした」、、、と。わたしもそう思いました。
凸凹コンビだったふたりの楽しかった交流も幕を閉じましたが、フラワー通りに移転して進めてきた落語会の回を重ねて、あした9月30日(水)には天哲さんを会場に20回目の節目の会を迎えることができます。
ひっそりとの掲示ご案内でしたが、平日の3時からのチケットも完売することができました。
今まで静かに見守り支えてきてきてくださった方々、ありがとうございました。
この10年で20回目の落語会を実現できるのは夢のようです。
10回目までは天哲さんを会場にお借りして「天哲落語」、その後は通り会の「元町落語」として自治会館などで開催してきました。
19回目から20回目を迎えるのに1年半の歳月が流れましたが、ようやく19回目からの目標であった20回です。心の底から到達間近のうれしさが込み上げてきます。
当初から応援してくださっていた方々の中には他界された方も多く、落語会を通じて出会ったお一人おひとりが心に浮かんでくるのです。
フラワー通りでの10年の日々を回想しているきょうの静かな時間です。



 

浦安の小さなギャラリー どんぐりころころ
〒279-0041千葉県浦安市堀江フラワー通り3-2-10 tel/fax 047-352-0778
e-mail : donkoro♠jcom.home.ne.jp (♠ を @ に変えて送信してください。)

ページトップへ戻る