高嶋美枝子さんの編む籠は

作品展二日目の日曜日は雨だったせいか、お客さまは少なく美枝子さんとおしゃべり。
どんぐりを始めた頃(20数年くらい前)からおつき合いしている方なのですが、今までに個人的な(家庭のことなど)話は一切していなかったことに気づきました。美枝子さんはお会いするごとに「龍木さんはよくやっているわ、、、」と言ってくださいます。こちらもそのままお返ししたいくらいに、美枝子さんもご家庭を持ちながら籠を編む手仕事を続けてきているのですから、、。けして目立つこともなく創作と指導を着実にこなされて、ご自身の世界を積み重ね広げている方なのです。出合った頃は籐(ラタン)の素材を中心に制作されていて、ブームのせいもありましたが次第に飽きもあり作り手は蔓や樹皮素材での制作に移り、これらの素材(蔓や樹皮)で編まれた籠には当時わくわくどきどき感もありました。蔓や樹皮素材は年々手に入りにくくなっているようなので、このジャンルの手仕事の方たちも大変そうです。樹皮の素材を表現するのには、編まれる作風によって好みの太さに切っていく過程にも時間が費やされるのでけして安価では出来ませんが、使うほどに柔らかく味の出るものなので長期に渡って使って愉しめるのも樹皮籠の魅力の一つです。このところ再びラタンの魅力も出てきました。美枝子さんの軽やかにデザインされたラタンの籠も今回の見どころでもあります。優しく柔らかに表現されている高嶋美枝子さんの樹皮やラタンの籠(花籠やバック)は一層の女性らしさを引き出してくれそうな作風なのです。

20日に終わったロジャークレイトンの絵(2点)も籠の間に展示しましたが
木立の中で絵を見ているような感じになりました。

 

浦安の小さなギャラリー どんぐりころころ
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